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個人での物件購入は前向きでOK
現役アカデミー生の方から、質問がありましたので、
今日は、それを題材にしてみました。
■良い物件を1番手で確保したが、
銀行融資が法人ではNGだった。
でも個人への融資ならOKと回答が来た!
さて、あなたはどうしますか?
悩みますか? 悩みませんか?
結論は、全く悩む必要はありません。
良い物件であればもちろん、
個人購入で進める方が良いです。
物件取得できる時期は流れがありますので、
この流れを止めないことのほうが重要です。
■個人取得のデメリットは、
・個人の本業給与との合算で税金が高くなる
・節税の方法が法人に比べて個人では少ない
・購入時の消費税還付がとてもやりにくい
(可能ですが、非常に煩雑な経理になりますので、
一般にはお勧めできません)
となります。
■個人取得において、一番のお勧めは、次の2つです。
・個人で購入しておき、
タイミングを見て法人に移管する
・長期譲渡(丸5年以上保有)で、一般市場で売却して、
キャピタルゲインを狙う
このメリットは、以下になります。
1)「法人に移管」=「法人で購入」となりますので、
この時に消費税還付が可能
2)同時に金利借り換えも模索すると良い
低金利の金融機関に借り換えるということ
一般的に借り換えは新規購入よりハードルが低い)
3)法人への移管は、第2法人の立ち上げ時期が最適
もう1棟を一般市場から購入すれば、2棟同時購入で、
消費税還付も2棟同時に出来る
4)不動産投資家としての規模拡大が可能なので、
当該地域で強い大家になり、融資を引きやすくなる
5)個人で短期譲渡では39%の税金だが、
長期譲渡(丸5年保有)時には税金が20%と半減となる。
(法人では、短期や長期の区別なく、35~40%程度の税額)
■節税も、全く出来ないということはなく、
個人物件も、法人で管理させれば、管理料や出張旅費で節税できます。
苅田も、サラリーマン時代には本業収入がありましたが、
税金の増加にも、躊躇なく個人で3棟取得しました。
なぜなら、当時は投資を開始した1年目で、法人融資がNGで
個人でしか購入出来なかったからです。
その後、個人長期譲渡でキャピタルゲインを得る方針で、
3棟とも今は売却し、大きな利益を得ることができました。
結論としては、良い物件で融資が付けば、法人に融資がつかなくても
躊躇なく個人での購入が良いと思います。
個人でフルローンがついて、購入するか否か悩む???
とても贅沢ですね!