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2018.08.21 (Tue)  09:00

わかり易い消費税還付


■経験者の不動産投資家なら、消費税還付は一般的になってきました。
でも、まだまだ一般人には馴染みがありません。

これを実感したのは、9期生向け消費税還付のセミナーでした。
基本事項とエッセンスを約1時間で紹介しました。

質疑など多少はありましたが、ほぼほぼ理解頂けたと思っていました。
しかし・・・・


セミナーの欠席者や10期生向けに、8月の初旬の真夏日に、
10時から21時まで集中セミナーを行いました。

セミナーは、終日質疑形式です。

これまでの学習で理解できなかったこと、セミナー欠席した内容、
などを自由に質問できる形式としました。

この時に、先日実施した消費税還付のセミナー内容が、
難しかったことが判明しました。


ちょっとショックだったのは、
消費税の仕組みそのものが理解できていないという事実。

よって、改めて不動産投資家として消費税還付を
活用する方法論の基礎の基礎を教えました。

わかり易いとの評価でしたので、この一般メルマガでも
共有させていただこうかな!と思った次第です。



■では開始しますね。
そもそも消費税とは何でしょうか?

(1)消費者が物を購入する際に支払う税金

という単純な理解で良いでしょう。
そして、この税金は国に収めるものです。

でも、ここで早速疑問が出てきます。
消費税は物を購入したお店に払うのに、それが

どうやって国の税金として徴収されるのか?です。
それは、次の仕組みを活用します。

(2)事業者がお客様が支払った消費税を国に収める

そうなのです。
売上代金の内の消費税の部分は、利益ではなく、預かりです。

うっかり、利益と思ったら大変です。
税金を支払う時までに、使わないで取っておく必要があります。

要するに、消費税は右から左へ抜けていく訳です。
でも反対に、事業者は物を売るために必要な仕入れを行います。

この時には、事業者は消費税を支払います。
この消費税は、実は事業者が決算する時に、国から戻されます。

ですから、私は【消費税は事業者にとってはニュートラル】
と言っています。

・お客からもらった消費税は国に支払う。
・仕入れなどで、払った消費税は国から戻される(還付される)。

この単純な仕組みを、利用したのが、不動産購入時の
消費税還付なのです。



■ではどうやって、消費税を還付できるのか?

賢い皆さんは、もうお判りかもしれませんが、
上記の文書をよ~く、読んで回答を考えてくださいね。

・・・・・
*****
□□□□□

次のようにすれば良い訳です。

不動産を購入する時に【消費者(お客)】として購入するのではなく、
【事業者】として購入する

消費者として不動産を購入したら、税金は一方通行で
国に収めるだけです。

でも、事業者として不動産を購入したら、それは仕入れに相当。
よって、支払った消費税は決算時に国から戻してもらえます。

判りましたか?
ここが、消費税還付の基本中の基本となります。



■試算例

もしあなたが、1.2億円の物件を購入したと仮定しましょう。
土地の価格が0.2億円、建物の価格が1億円です。

消費者として、個人名義で購入すれば
・土地の0.2億円
・建物の1億円に800万円の消費税を加味して

1.28億円が売買代金です。
800万円の消費税は、売り主が預かり、国に収めます。

ここで終了となります。


でも、不動産事業を営む法人を設立して
同じ物件を購入したら、どうなるか?

1.28億円が売買代金です。
800万円の消費税は、売り主が預かり、国に収めます。

ここまでは、同じですが、事業を営む事業者の仕入れとしての
物件購入ですから、消費税はニュートラルの扱いに変わります。

すなわち、この800万円は法人決算時に支払った税金として取扱われ、
決算後の3ヶ月目あたりに国からまるまる還付されます。

そうです、800万円という何に使っても良いお金が
国から支払われるのです。

これを利用しない手はないですね!



ではまた。